控え目に話す妹と私

「麦茶」は嫌い?好き?それぞれ感じ方があるかもわかんないけど、それほど悪くないんじゃないかな、「グラタン」。そう考えたりしない?

「麦茶」は嫌い?好き?それぞれ感じ方があるかもわかんないけど、それほど悪くないんじゃないかな、「グラタン」。そう考えたりしない?

どんよりした仏滅の深夜はひっそりと

夏休みが2週間くらいたった頃の日暮れ前。
「カンケリ」で鬼になってしまった少年は、とてもお腹が減っていた。
捕らえても捕らえてもカンを蹴られて捕虜が脱走するので、もはや今日の缶蹴りは終わらないんじゃないかと、逃げていく友達の背中を見ていた。
クタクタにつかれて家に帰ると、ドアを開ける前に、今日の夕飯が何かわかった。
めちゃめちゃ美味しそうなカレーの香りに、少年は笑顔になった。

控え目に走る妹と私
「夕食はカレーよ。」
少年は母親のその言葉を耳にした途端、無意識にニッコリ笑った。
少年は学校が終わって家に帰ってから、扇風機にあたりながらテレビを見ていた。
今日は西日が暑い。
窓辺では風鈴がときおり鳴っていた。
TVでは、昔の懐かしいアニメを再放送していた。
今日の放送は「一休さん」だ。
こんなにも頭がいい坊主がいたら、テストは満点取るんだろうか、と少年は感心していた。
だけど、コトコト煮えるお鍋からカレーのいい匂いが漂ってきたとき、少年はアニメのことなんて思考から消えていた。

ひんやりした火曜の昼に焼酎を

夏は生ビールがめっちゃおいしいけれど、このごろそんなには飲まなくなった。
学生の頃は、どれだけでも飲めたのに、年とともに次の日にお酒が残るようになってそんなには飲まなくなった。
ビアガーデンにも社会人になった頃はめっちゃあこがれ、行くのがとても楽しみだったけれど、仕事の関係であきるほど行って、自分の中では、現在、印象が悪い。
しかし、取引先との付き合いの関わりで非常に久々にビアガーデンに行った。
とっても久しぶりにおいしかったけれど、調子にのってとってもビールを飲みすぎて、やはり、翌日に残ってしまった。
次からは、飲みすぎないようにしようと思うけれど、飲み出したら、なかなかとまらない。

ひんやりした水曜の夕方は冷酒を
オフィスで関わったOLさんがいる。
少し変わった人で、トークの内容がどれも面白かった。
おまけに彼女は資格大好きだということ。
幼稚園教諭の免許、クレーン免許、通関士。
TOEIC800点、調理師免許、そして、元CAさん。
公認会計士も取得していると言っていたような・・・。
さすがに公認会計士の件を幼馴染に話したら、あなたの聞き間違いじゃないかと思う、と言われたけれど。
彼女は、二まわり年上の上司と結婚し退職していった。

気持ち良さそうに走る友達と濡れたTシャツ

いつも、自宅で一人で行えるような仕事して、たまにお声がかかると派遣先に仕事に参加する。
その何回かだけど、最高にめんどく感じてしまう。
こんなに面倒なら引き受けるの辞めてしまおうかと。
参加すれば頑張るけれど、多くの人間に囲まれて、みんなで仕事をするのは難題だ。
本気で母に相談すると、言いたいことは理解できるよ、と言って、豪快に笑っていた。

雹が降った火曜の夕暮れは足を伸ばして
村上春樹の文庫本がおもしろいと、本好きの人々の話を聞いて、初めて読んだのがノルウェイの森だ。
ノルウェイの森は、日本だけでなく海外でも多くの人に知られ、松山ケンイチさん主演での映画も公開された。
村上春樹の内容は、会話が面白く、どんどん読めてしまうところが良いと思う。
直子と緑との中間でゆれる、主役のワタナベは、実際、生と死の間でゆれているようだ。
そういった骨組みを取って読んでも直子も緑も魅力的だと思う。
しかも、特攻隊や永沢さんやレイコさんという個性が加わる。
登場人物のみんなが、魅力があり個性的で陰の部分を持ちあわせている。
学生時代に読んだ物語だが読み返そう!と思い、開いたことが何回かある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
さすが村上春樹と感じた瞬間。
このことから、直子がうらやましいと思った。

寒い木曜の昼は外へ

離れた本家に住んでいる母親も大好きな孫のためだといって、めちゃめちゃたんまり手作りのものを苦労して縫って届けてくれている。
キティーちゃんがとっても気にいっているのだと伝えたら、そのキャラクターの布で、裁縫してくれたが、布の思ったよりものすごく高額でびっくりしていた。
縫物の為の生地は縦、横、上下の方向があるので気をつけなくてはならないらしい。
それでも、多量に、裁縫してくれて、届けてくれた。
孫はめちゃめちゃかわいいのだろう。

怒って吠える弟と公園の噴水
今日の体育はポートボールだった。
少年は、球技は得意ではなかったので、つまらなそうに体操服を着ていた。
おそらく今日は、運動神経のいいケンイチ君ばかり活躍するのだろう。
おそらく今日は、運動神経抜群のケンイチ君ばかり注目を集めることになるんだろう。
だとしたら、少年が思いを寄せている、フーコちゃんも、ケンイチ君を見つめることになるのだろう。
少年は「やれやれ」と言いながら、体育の場へと歩いていった。
だけどフーコちゃんは、ケンイチ君ではなく、少年のほうをチラチラ見てたのを、少年は気付かなかった。

熱中して大声を出す妹と私

関東地方でも古くより賑わっている町、台東区にある浅草。
特に歴史のあるお寺が浅草寺だ。
まさに最近、浅草寺へご参拝に行ってきた。
珍しく来た東京都浅草。
また、自分の目でちゃんと確認し分かったのは、海外からのお客様がたくさんいるという事実。
各国からお客様の集まってくるここ浅草は、ちょっと前からどのように見ても多くなった。
おそらく、世界一背の高い総合電波塔である、東京スカイツリー完成の影響もあることは間違いない。
近隣からは、新東京国際空港のハブ化によって便が良くなったという事で、そして、ヨーロッパ諸国やアメリカからは、着物や和装小物に魅力を感じてやってくるツアー客が多数だと感じる。
いずれ、この先の未来も多くの外国人観光客が、やってくるということを想像した。
この国の素晴らしさを見つけぜひ楽しんで心に残る記念にして欲しい。
私はというと、仲見世通りを思いっきり観光することができた。
お土産に名物の人形焼と、雷おこしをたくさん購入して、着物や帯も見せてもらった。
宝蔵門を抜けると、立派な浅草寺本堂が見えてきた。
この瓦屋根はさびにくい性質を持つチタンを使って、工事を行ったという。
秘仏の観音様に日頃の感謝と旅の無事を祈りご参拝した
頑張りがこの先どこかで実りますように。

凍えそうな木曜の午後はゆっくりと
以前、入社してたくさんの人に囲まれて属していた。
しかし、何年かすると、大勢で共に何かするというのに向かないと痛感した。
縛られる時間が長く、チームプレイで行うので、やはり噂話が多い。
うわさを聞きたいと思えばじょうずになっていけるのかもしれない。
どう考えても、別にいいじゃんとしか思えない運命なのだ。
厄介なことに、作業が遅い人に合わせるという辛抱ができない、早い人に合わせられない。
周りは努力が見られない!と思うだろうが、母には運命なのだと言われた。


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